ストーマパウチからの漏れの対処方

こちらの店ではストーマ関連の商品を専門に扱っていて、利用者からの様々な質問にも気軽に答えてます。

多いのはストーマパウチからの漏れや剥がれで、ここで溶け方やふやけ方に偏りがないか確かめた方がいいです。

しわやくぼみがあって面板が密着していないので埋めるために、用手成型皮膚保護剤で補正することで漏れもしなくなります。

お腹が柔かくて装具が浮き上がるときはベルトをつけてから密着させると良く、隙間へ排泄物が潜り込んでいることも多いです。

面板の大きさや柔軟性が不十分でストーマ周囲の皮膚の動きや、伸縮に対応できてないときや適切に装具を装着できてないことが原因です。

この場合は一度ストーマ外来で装具の見直しをすることで解決できます。

また、面板の密着が弱くて装着期間が短くなる場合は、激しい運動や暑さで汗をかいたり、油分が多い塗り薬を貼り付け部へ塗ると皮膚保護剤の粘着力が低下して通常よりも頻繁に装具の交換が必要になってきます。

装具を貼り付ける前に皮膚をしっかり乾かすことが大事です。

皮膚がじゅくじゅくしているときはパウダーを使うとよく、パウダーは排泄物の皮膚への付着を防いでくれ面板の保護剤の付きをよくします。

皮膚トラブルのある部位へ薄く振りかけてから、不要な粉はよく払い落すのがポイントです。

ストーマを使っている人だと社会福祉制度も利用することが可能で、永久的なストーマを増設したオストメイトの方は障がい者手帳の交付を受けるとサービスを受けられます。

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